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2018年10月13日
思わぬ効果(?)
福田病院では毎週月曜日の朝に朝礼を行っています
今の朝礼の形式になって、もう4年ぐらいになるかな。
うちの朝礼の特徴の一つは朝礼の最後に2人1組になって、
お互いに今週の目標というものを相手に1分ずつ話す時間があることです。
なぜこんなことを始めたかと言うと、4年ぐらい前に名古屋に学会に行ってて
たまたま入った居酒屋で、あまりにサービスもよく元気もよく、
居酒屋の社員さんみんなで踊ってお客さんを楽しませたりして、
あまりの素晴らしさに感動しました
するとその居酒屋の壁にこんな張り紙がありました。
「毎日、お店を始める前に“朝礼”をやっています。
一般の方々も参加できます。興味のある方は是非どうぞ。」
というものでした。
私はさっそく応募して、次の日、お店が始まる前の夕方、朝礼に参加させてもらいました。
するとその日の朝礼には私を含めて10人ぐらいの一般の人たちが参加していました。
そしていよいよ朝礼です…
まず挨拶から始まり、そしてお店の人たちがお客さん役になってロールプレイイングが始まりました。
お客さん役のお店の人は
「ねえ、まだ、もうだいぶ前に頼んだのに、まだ注文したのこないの?」とか
「この料理辛すぎて食べられないんだけど。想像していたのと全然違うよ。」などなど
一般的なクレームから、対応に難渋しそうなクレームまでさまざまな状況を、お店の人がお客さんになりきって、お店のスタッフに投げかけます。
そのクレームの一つ一つへの対応がなんと素晴らしいこれこそ神対応だなと思わせるものばかりでした。
そしてこのロールプレイが終わるとみんなで対応について良かった点、悪かった点のディスカッションが始まります。
次は1人1人が自分の夢をみんなの前で叫ぶこと。私も恥ずかしかったですが、叫んできました。
その次は2人が1組になってお互いに、その日の目標を1分間語ること。私も語ってきました。
そして最後はスタッフ全員が名古屋市内を流れる川に突き出たお店のベランダの上で四つん這いになって大声でお店のモットーを叫びながら雑巾掛けをすることで朝礼は終わりました。
なんとユニークな、でも活気のある朝礼をするお店なんだろうと、正直、面食らってしまいました。
居酒屋の名前は寅衛門(DORAEMON)
居酒屋甲子園というサービスと味で日本一の居酒屋を決める大会で、日本一に輝いたことのある居酒屋でした。
そしてこの朝礼に参加している方々の多くは、日本全国の居酒屋甲子園優勝を目指す居酒屋のスタッフの方たちでした。
もうお分かりですよね
私はこの2人1組になって目標をお互いに語り合うことがとてもいいなあと感動して、さっそく福田病院の朝礼に取り入れました
最初は、私と病院スタッフの誰かと2人1組になって今週の目標というものを話していたんですが、何か朝礼に参加しているスタッフから伝わってくるんですね。「(私の話を聞いても)おもしろくない」という空気がそれで私は朝礼で語るのを止めることにしました。
そして、司会とその日の担当が、みんなの前に出て、今週1週間の目標を語ってもらうことにしました。
最初は職員も緊張してて、堅苦しい話が多かったのですが、最近はみんな、家庭のこと、自分の思い描く夢のこと、楽しみにしていることなど、話のレパートリーが増えてきました。
本来は今週何を目標にするかということを語る機会でしたが、この“今週の1分間スピーチ”と呼ばれるようになったみんなのスピーチのお陰で、職員がふだん出さない楽しみ、生きがい、喜び、悩みなどを知ることができるようになりました。そして職員のみんなも月曜の朝から、この1分間スピーチを聞いて、温かい気持ちになり今週に向けて気持ちを新たにすることができているようです。
本来、思い描いていた“1分間スピーチ”と大きく様変わりしましたが、予想もしなかった福田病院の温かい時間を得たような気がします。
でもこのことは結果オーライで、予期せぬ効果、思わぬ効果(?)と呼んでいいんでしょうね
S.F
今の朝礼の形式になって、もう4年ぐらいになるかな。
うちの朝礼の特徴の一つは朝礼の最後に2人1組になって、
お互いに今週の目標というものを相手に1分ずつ話す時間があることです。
なぜこんなことを始めたかと言うと、4年ぐらい前に名古屋に学会に行ってて
たまたま入った居酒屋で、あまりにサービスもよく元気もよく、
居酒屋の社員さんみんなで踊ってお客さんを楽しませたりして、
あまりの素晴らしさに感動しました
するとその居酒屋の壁にこんな張り紙がありました。
「毎日、お店を始める前に“朝礼”をやっています。
一般の方々も参加できます。興味のある方は是非どうぞ。」
というものでした。
私はさっそく応募して、次の日、お店が始まる前の夕方、朝礼に参加させてもらいました。
するとその日の朝礼には私を含めて10人ぐらいの一般の人たちが参加していました。
そしていよいよ朝礼です…
まず挨拶から始まり、そしてお店の人たちがお客さん役になってロールプレイイングが始まりました。
お客さん役のお店の人は
「ねえ、まだ、もうだいぶ前に頼んだのに、まだ注文したのこないの?」とか
「この料理辛すぎて食べられないんだけど。想像していたのと全然違うよ。」などなど
一般的なクレームから、対応に難渋しそうなクレームまでさまざまな状況を、お店の人がお客さんになりきって、お店のスタッフに投げかけます。
そのクレームの一つ一つへの対応がなんと素晴らしいこれこそ神対応だなと思わせるものばかりでした。
そしてこのロールプレイが終わるとみんなで対応について良かった点、悪かった点のディスカッションが始まります。
次は1人1人が自分の夢をみんなの前で叫ぶこと。私も恥ずかしかったですが、叫んできました。
その次は2人が1組になってお互いに、その日の目標を1分間語ること。私も語ってきました。
そして最後はスタッフ全員が名古屋市内を流れる川に突き出たお店のベランダの上で四つん這いになって大声でお店のモットーを叫びながら雑巾掛けをすることで朝礼は終わりました。
なんとユニークな、でも活気のある朝礼をするお店なんだろうと、正直、面食らってしまいました。
居酒屋の名前は寅衛門(DORAEMON)
居酒屋甲子園というサービスと味で日本一の居酒屋を決める大会で、日本一に輝いたことのある居酒屋でした。
そしてこの朝礼に参加している方々の多くは、日本全国の居酒屋甲子園優勝を目指す居酒屋のスタッフの方たちでした。
もうお分かりですよね
私はこの2人1組になって目標をお互いに語り合うことがとてもいいなあと感動して、さっそく福田病院の朝礼に取り入れました
最初は、私と病院スタッフの誰かと2人1組になって今週の目標というものを話していたんですが、何か朝礼に参加しているスタッフから伝わってくるんですね。「(私の話を聞いても)おもしろくない」という空気がそれで私は朝礼で語るのを止めることにしました。
そして、司会とその日の担当が、みんなの前に出て、今週1週間の目標を語ってもらうことにしました。
最初は職員も緊張してて、堅苦しい話が多かったのですが、最近はみんな、家庭のこと、自分の思い描く夢のこと、楽しみにしていることなど、話のレパートリーが増えてきました。
本来は今週何を目標にするかということを語る機会でしたが、この“今週の1分間スピーチ”と呼ばれるようになったみんなのスピーチのお陰で、職員がふだん出さない楽しみ、生きがい、喜び、悩みなどを知ることができるようになりました。そして職員のみんなも月曜の朝から、この1分間スピーチを聞いて、温かい気持ちになり今週に向けて気持ちを新たにすることができているようです。
本来、思い描いていた“1分間スピーチ”と大きく様変わりしましたが、予想もしなかった福田病院の温かい時間を得たような気がします。
でもこのことは結果オーライで、予期せぬ効果、思わぬ効果(?)と呼んでいいんでしょうね
S.F
Posted by Fukuda-HP_staff at
11:46