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2013年05月08日

快晴に恵まれたとある日曜日…

快晴に恵まれた4月21日日曜日、入院中の患者さんとそのご家族に誘われて唐津に行ってきました。患者さんご自身とご家族そして患者さんをご紹介頂いた先生ご夫婦、そして私と私の家族を乗せたマイクロバスは佐賀市内の佐賀城、博物館の前を通り武雄を経て旧来の国道を北上し唐津に至る約2時間の行程を走り抜けました。

着いた先は唐津でも有数の活魚割烹の「川柳」。宴席ではアラ、伊勢海老、アワビ、イカ、サザエなど唐津沖で獲れた新鮮な魚介類そして、絶品のうなぎのせいろ蒸しを頂きました。

みなさん、笑顔、笑顔、笑顔。


よかったですね。

みなさんと、ご一緒に唐津に行きましょうとお誘いを受けたのは約半月前。
私と私の家族とご紹介頂いた先生ご夫婦をどうしてもご招待したいという患者さんの熱い思いがこの日を実現させました。

だけども、ずいぶん心配しました。
唐津に行く日の4日前に患者さんが38度の高熱を出して再入院された時は果たして行けるのだろうかと。。。

「気力で絶対なおします。」
という患者さんの言葉が私の背中を押しました。

行きのバスの中では誰もが大丈夫なのだろうかと、はらはらしながら見守ることしかできませんでしたが、お店についてからの患者さんの笑顔を見ていると無理をしてでも来てよかったと思いました。

患者さんには、もう時間がありません。

唐津は患者さんが学生時代に結核をわずらって7年間も療養したという辛い思い出の土地だそうです。私たちと一緒に笑顔で過ごせたこの日のことが少しでも楽しい想い出として唐津の思い出に重なることを願っています。

私にとっても一生忘れられない楽しい想い出となりました。
医者冥利につきます。

ありがとうございました。

ペンネーム 福音調


  


Posted by Fukuda-HP_staff at 11:36Comments(0)